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空白点
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作詞 polca cat. |
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簡単に踏み潰せてしまいそうな
今日までの努力とか全部
息が詰まるんだ このごろ
何が縛ってんだ 僕の毎日
度の強い眼鏡でのぞいた世界
歪んでる 見なれたはずの校庭は
何だか青春の苦悩っぽかった
5限目の授業 ちっとも頭に入らない
知らない言葉をしゃべってるよ
古い洋画の副音声のように
ノートの隅 落書きした
嫌いなあいつを描いてみた
もうそいつの顔すら
とても息が詰まってみえた
そんなとき
遠くかすれたビルから
僕に届いた 光のモールス信号
「つまらない」 アルミの筆箱で返したら
「おいで」って言ってるように見えたんだ
そうさ だから窓の向こうへ飛び出した
ここが何階かも忘れて
叫ぶ先生も つまらない時間も
置いていったよ 丘の上の箱庭に
息の詰まる制服を 放り出し
裸足で はっきりと笑ったんだ
坂道を走り転がりながら
あの空白点めざす・・・
空白点 たどり着いたならば
縛り付けてるものも きえてくのか
あぁ楽しいや。足の痛みでさえ
アスファルトの 熱いリアルな感触
・・・でもいくらたっても 血は流れない
あぁあ。夢なら まだ覚めないで・・・掴むまで!
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