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ゆらりゆら。
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作詞 流田珠衣 |
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どこかで漏れてる声は
やさしく 甘酸っぱく
ふさいでも耳がとらえてる
共感もないのに
「真冬のヒマワリのように」
「真昼の月のように」
ふさいでも聞こえるのなら
いっそ溶け込もうかなぁ
いっしょに輪になって
爪先立ちでゆらりゆら。
つられて泣ければ
どんなにか楽だろう
答えなど分かってた。
でも笑ってた。
「あなたはひとりじゃないから」
「いつかは だれかと」
ふさいでた手を外したら
浸り込むように
すがりつくように
踊れない靴でゆらりゆら。
ひとりじゃなければ
どんなにか楽だろう
答えなど分かってた。
だからそうした。
いつかを だれかを
探して 見かけて 追いかけて
つかめた気がした
それでも
なんか違うみたいだよ……
弱さに
つられて泣ければ
どんなにか楽だろう
答えなど分かってた。
でも笑ってた。
たしかな強さを
探して 見かけて 追いかけて
つかめた気がした
それでも
なんか違うみたいだよ?
……うん
だけど大丈夫。
きっとひとりでも
今は……
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