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秘蜜
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作詞 ―RUNA→ |
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きつく閉めたはずの蓋はいとも簡単に壊れて
深く纏わりつくキスを 甘い 蜜のように落とすの
瞼の裏にはあたしを蔑む あなたの顔が浮かぶけど
両耳塞げばあたしをなだめる 声の温度に頬濡らす
苦くなった舌がもつれてもあたし嘘は吐けない
好きすぎてどうしようもないの 知ってた?
目覚めた朝あなたの事全て忘れていられたら
消えた痛みの輪郭に きっと 声も出なくなるだろう
丸く光る想いが雨の糸を滑り落ちるみたいに
ひとつ零せば次々と 淡い 形になる願いを
ふと前を見れば掠めた匂いに つい攫われてしまったり
後ろ振り向けば涙の印に 思わずしゃがみこんでみたり
すり抜けた袖口がちらつく あたし今も触れたい
溜息に込められた秘め事 気付いた?
きつく
きつく閉めたはずの蓋はいとも簡単に壊れて
深く纏わりつくキスを 甘い 蜜のように落とすの
一度でも味わったなら最後 心ごと侵されて
疼く記憶の奥底に ずっと 冷めない熱を焦がすの
醒めない夢を見せるの
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