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Mean
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作詞 あーこ |
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何をしたって
僕には歪(いびつ)な物しか作れなくて
太陽の光にも負けないくらい
輝いて生きてる人が妬ましくて
誰かと比べる理由は
自分より劣ってる人を探す為だった
優位になる事で
醜い感情を正当化しようとした
ベッドに横たわって
何となく天井を見上げていたら
電気カバーの中に虫の残骸
僕が此処に居たせいで死んだの?
それともあんた達が自ら望んだの?
存在価値を見出す必要もないのに
必死になって求める僕
輝いてみたいのに
何もかもを曝け出す光は嫌いだ
闇に呑まれる日々 月組の舞台
ふわふわした白色と 聞こえる風の始まりの音
其処は僕でさえも
一緒に包んでくれる場所
こっそりと泣いてみた 自分が自分になれた
太陽の下で笑い続けるあの人たちは
この時間を感じる事無く生きている
僕の方が 何倍も幸せだ
ほら また
見下すと
歪んだ顔 暗闇に消されてく
もう帰れない もう行けない
僕はついに心の隙間をも 闇に呑ませた。
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