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宇宙人
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作詞 桜井直樹 |
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うっすら揺れる一筋の真っ白な光が
入道雲を切り裂いて僕に注がれる
太陽?幻想?訳も分からないまま
その発光体を引き寄せて抱き締める
決して姿は綺麗だとを言い切れない
だけどその手は僕の胸を熱く優しくする
独りを求める月夜もある
自暴自棄の鐘が鳴る日も
それは僕を包むんだ
誰のでもない僕の心だけを
経れば経るほど見えるものも
過ぎれば過ぎるほど見えなくなる
思い出したように光を抱く
単なるオブジェになってしまわぬように
上手にその発光体に色を与えてみせる
偉くもなったものだな
いつの間にか独占欲が僕を支配し始める
ごく当たり前に喧嘩もするし腰も振る
ありふれたものだから壊したくなかった
何かに縛られるでもなく
自由に描きたい夢がある
あの頃に忘れたもの
今取り返すよう必死に
経れば経るほど見えるものも
過ぎれば過ぎるほど見えなくなる
思い出したように光を失くす
全知全能でありたいというエゴを振り回す自分が
本当の自分を唯一映し出してる気がするんだ
独りを求める月夜もある
自暴自棄の鐘が鳴る日も
それは僕を包むんだ
誰のでもない僕の心だけを
経れば経るほど見えるものも
過ぎれば過ぎるほど見えなくなる
思い出したように光を抱く
光ははっきり僕に姿を与えた
知っていた わかっていた
僕も光を包んであげるんだ
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