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誇りのホコリ
作詞 茶柱
妻とも別れ 会社も倒産 金も底つきた
生きる意味などないのだと半身諦めていた矢先
ふらふらと歩いて辿り着いた楽器屋
店頭にはギターが並んでいた 光を浴びて

押し入れの中のホコリかぶったアコギ
昔のバンド仲間の家へ急いで
君の驚いた顔など知らずに歌った
君は深く頷くと同時に顔から水を発した
強く手と取り合って残りの仲間に電話かけた

全員が揃ったのはAM1時
最初は公園っでのゲリラライブだった
おっさんバンドと言いつつも町内では人気を高めた

一番の大事が来た
あるコンサートの前座で歌わなくてはならない
若い頃とは違う
声もかすれ ドラムもろくに鳴らせない

拍手は一点から広がって 波のように二階席まで...
乾ききったと思っていた涙が流れた

別々の道を歩んでも
今また同じ道に戻ってきている
この時間が長くても短くても いずれ別れても
ギターがホコリかぶっても
思い出は誇りに持っておきたい

ギターを弾くことは今はない

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 誇りのホコリ
公開日 2007/01/01
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント あるPVに手を加えて文字にしたものです。時間の移り変わりの早さ。最後の「ギターを弾くことは今はない」は、いい事なのか寂しい事なのか...考えてみてください♪
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