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夜音
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作詞 あすぱら |
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前髪が伸びるまでに忘れようと決めたのは
風が冷たくなり始めた秋中でした
あたしの言葉に心傾けてくれた 触れた腕
「大事」にも髪乱す手にも慣れてしまって
確かめるようにからかったりもした
独り占めの時間には俯いていたあたしよ 好きで
それでも今もわからないわ
あなたが守りたいのは誰?
今夜も風が鳴る もうすぐ空が泣く
あたしがこらえた感情など
あなたの名前消した理由など気づかないで
本当は見たくない あの子の隣にいるあなたなんて
それでも見つけてしまうのは
忘れる隙間なく想うから
意地を張りすぎた後悔のあとに落ちるのは
無力な涙と あなたには二度と聞かせない呟き
本当は覚悟なんてひとつもなかった
ふっきれたふりも疲れるわ
この夜もあの子の傍ですか?
今夜も思い出す もうすぐ涙になる
あたしが未だ信じてることなど
あなたと交わした約束など忘れてしまえ
今夜も風が鳴る もうすぐ空が泣く
あたしがこらえた感情など
あなたの名前消した理由など気づかないで
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