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スズランの言葉
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作詞 カジオ |
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涙を知らない 花が咲く
幸せを知る 花が咲く
僕の涙はなぜか辛い いくら砂糖を足しても
いつまでも辛いまま
僕の手は冷えきっている ストーブじゃ無理なほどに
いつまでも冷たいまま
誰も通らないような 田舎道に僕は独り佇む
枯れそうなスズランが 潤いを求めて僕を見上げてる
互いに独りだからか なぜだか僕は共感した
僅かに残った僕のぬくもり君に上げよう
今すぐじゃないけど
いつかまた出会うと 僕は思ったんだ いつかまた
記憶の片隅にある 小さな落書き薄まってる
雨が掻き消そうとしてる
あれから次第に唯一の 記憶は霞んでいく
守り続けた筈なのに
庭のバケツに 水がどんどん溜まってく
少し重いけど持ち上げた 何かを探すように僕は歩き出した
互いに呼び合って 互いの声を聞いて走る
幽かな記憶を頼りに君を探す
笑顔に出会えた
いつかまた出会えると 僕は感じたんだ あの時
黄昏どきの太陽を 必死に追いかけて 息を切らす君が居る
紅く染まったスズランが 嬉しそうに歌ってる まるで何か称えるように
あの時とはまるで違う 涙の味も手のぬくもりも
君と僕はもう繋がれたはずだから
君は知ってる?
僕らのきっかけになった 花の花言葉を 教えようか?
スズランは『幸福の訪れ』って言葉を持ってるんだよ
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