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それだけ
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作詞 タッつん |
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「いきなりでごめんな」
と、君の家に行きました
君の父親が出てきて驚いた
そこで聞いたあの一言
「Mさんいますか」
名前も言えず あいさつもできず
ただそれだけしか言えなかった...
その一瞬 5秒もあったんだろうか
僕には10秒にも20秒にも感じられた
階段を降りてくる君の足音
心臓の鼓動は高まり 頭の中はまっしろ
出てきた君はとてもいつもの君とは違っていた
比べ物にならないくらい綺麗だった
そこで少しの談笑
どうでも良いことばっかり聞いてた
そこで一つ僕は聞いた
「単刀直入に言っても良い?」
もちろん君は一つうなずいた
あの一言がのどに詰まって出てこない
覚悟を決めて君に言った...
「付き合ってください」
君の答えは聞こえなかった
ただ聞こえたのは
「今すぐには答えられないよ...」
だいたいこの答えかなとは思ってた
お互いに受験生だ 大事な時期だ
そんなこと分かってた
でも君にこの気持ちを伝えたい
それだけ 君を 愛してしまった
君の顔を見たかった
君の声を聞きたかった
君に言っておきたかった
毎日胸一杯の君への思い
言えて良かった
それだけ
君に僕の気持ちが届いたって事だから
春になったら 逢いに行くよ
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