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ブラックコーヒー
作詞 中島
 駅前 コンビニの駐車場で 深夜一時に待ち合わせ
 想いを綴った紙屑は投げ捨てて 落ちた小銭は拾わないで
 寒さで凍える手を ただがむしゃらにポケットに突っ込んだ

 やけに高速回転する時計の針
 くるくる
 ああもうすぐ 君が笑った時刻

 ブラックコーヒーは飲み物じゃない
 そう言った僕を いつか君は馬鹿にした
 冷め切った缶を二つ 小さく震わせて
 落としたマフラー
 これ以上振り返ったら 目が見えなくなりそうだからやめた


 僕らが いつか光を見つけた日 交わした言葉を噛み締めて
 動かない両手を頬に押し当てて 眠りから覚めて気づくこと
 どんなに繕っても 取り戻せない想いがあると

 ずっと逆回転する時計の針
 来る来る
 嘘 きっともうここに 君は来ない

 ブラックコーヒーに酔って溜め息
 夢見ていたんじゃないんだ ちゃんと恋だった
 空になった缶を一つ 虚しく踏み潰す
 暖かさの理由
 どうかこの傷が癒えても この痛みを忘れませんように


 叶わない想いを抱えていた
 君も 僕も
 お互いの寂しさを埋めるだけ
 だけど愛していたのは 本当 で


 君の笑顔とブラックコーヒー
 ずっと留まり続けていく 苦い苦い
 熱の消えた空き缶だけが 二人過ごした証拠
 砂糖をひとさじ
 甘い味思い出せれば 君と僕に意味はあったんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ブラックコーヒー
公開日 2006/12/24
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント ブラックコーヒーは、君を思い出すから嫌いだ。だけど、その記憶はどこまでも甘く。
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