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神様を愛した天使。〈事の始まり〉
作詞 杉下來朱
 聞こえる?私の声
 聞こえる?この歌が
 眠ってしまう貴方の中で

 この深い湖の中に落とされた私
 真っ赤な林檎を食べてしまったの
 とてもお腹がすいててね、
 最初はひとくち、次からがぶり
 止まらなくなってしまったよ。

 貴方の姿に憧れていました。
 全てのものが貴方中心に廻る。
 貴方の瞳に嘘はなくて
 貴方の周りに痛みはなかった。

 全てに平等な愛情で
 仲良くしていたね。
 
 ある日私は私の中に
 真っ黒な思いに気付きました。
 悪魔にも知られてしまいました。
 「貴方の愛のすべてを私に・・・」

 ごめんなさい
 貴方は私の変わり果てた姿を
 透きとおった目を濁して見た。
 悲しみで歪んだ顔を白い指で隠して
 貴方は私の前で泣いた。
 
 ごめんなさい
 貴方を困らせたくはなかった。
 私が欲に沈みすぎたの。
 貴方が傷つくなんて思ってなかったのよ。

 だから私は天使に連れられて
 蒼い湖に貴方を見ながら落ちて行った。
 
 聞こえる?私の歌
 時がくるまで眠りましょう?
 貴方も眠っているのでしょう?
 その時が来るまで、このまま。

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歌詞タイトル 神様を愛した天使。〈事の始まり〉
公開日 2006/12/24
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
コメント シリーズにしようと思います。切なくて最後に再会する物語を詩にっ!!次の二番は会話形式にしようともくろみ中。会話形式、そちらはできますか?尊敬する先輩??
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