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spot to stand on
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作詞 カジオ |
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紙飛行機を何気なく投げたら
どこへも行かず矢は地面に突き刺さった
空を見上げたまま歩こうとしたら
足元が見えなくて小石につまづいた
飛び出てた枝を掴んだら
そんな気は無かったけど枝を折ってしまった
声が聞こえて振り返ったら
目が涙で溢れて何も見えなくなった
今まで自分に「今ある自分を 今ある世界を 見つめていればいい」と必死に言い聞かせてた
何をしようとしても 必ずどこかで
昔の僕が邪魔をして 何一つ成功しない
鏡映る今の僕は本当は昔の僕なのかい?
あの頃のままの癖して大人顔してたのかい?
花びらを一つ一つ数えたら
最後の一枚で自分の愚かさに気付いた
泣いてることを知られないように
涙を拭うのだけど僕を歩かせてくれない
ただ歩こうと 足を揺り動かすのだけど 大事な一歩の踏み出す場所が見えなくて・・・
前へ進もうとしても 今は見えなくて
泣き虫の僕が邪魔をして 何も掴めない
後ろにある足跡は本当に僕のものなのかい?
僕が作ったと思ってた道は本当は誰のなの?
どんなに新品電池でも 歯車が一つでもずれていれば
針が動くことはなく 止まったままで 時間(とき)も止まる
汚れた服を着た自分の映る鏡見つめて
何も変わってないと鏡に教えられた
出来る限りのことはしようと試みたけれど
やっぱり僕には何も出来ないみたいで・・・
空を眺めてれば 落ちないだろう
落ちるどころかきっと 出てこないよ
別に涙が落ちてもいいんじゃないかな?って思った
涙が足跡で消える度に僕は強くなってく
今になって 僕は僕の生きる世界を 見つめられるようになった 足の踏み場も
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