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wrong number 1
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作詞 human |
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やっとこさ 長期休暇
窮屈な思いで過ごしてきた 日常とはおさらばさ
帰省の予告 知らせとこうかと
10年ぶりに 電話してみた
うろ覚えの番号で ボタン押したら
若い女の人の声
姉貴かと 勘違いして
最近どう?とか聞いてみたら
ただの間違い電話だったんだ
やっとこさ 実家の番号は思い出したけど
あの時の
番号も 声も 優しい口調も 忘れられなくて
もう一度 電話してみた
まさか 泣いてたなんてね 声で丸分かりだよ
ごめんなさい、また間違えました
そう ごまかそうとしたら
この間の人ですよね?
なんて言われて 思わずはにかんじゃったよ
色々 彼氏のこと 長々と聞かされたけど
なんだか 愛おしくって たまらない
今度会えませんか?なんて続きは
俺の妄想にもなかったぜ
会いたくなかった
俺がどんな人か バレてしまうから
会いたかった
君の顔が 見たかったから
でも 顔だけ見ようと
待ち合わせたら
君は 僕の顔が見れないんじゃないか
この大きな犬が 君の命綱なんだね
よかったよ
俺の小指が無いこと
俺の顔が 傷だらけってこと
バレてないもんね
職業は?って
答えられるかよ
ヤクザなんて。
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