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存在
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作詞 文文 |
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朝靄のキャンパスに人はまばらで
80円紙コップコーヒーを飲んでいた時
孤独とは人によって作られた言葉
改めてそう思った だって一人で
飲むこのコーヒーはとても温かい
ぼくなんかがいなくても授業は始まるだろう
ぼくなんかがいなくてもバイトの店はまわる
だけどぼくがいないとね植木の花は枯れる
そんなものを見つけては大切に守っている
一限の始まりを告げるチャイムに
急かされて教室に入るとき、ふと
授業に行かないでどこか遠くへ
行きたいとそう思った だけど一人で
どこに行けばいいのかも分からないな
ぼくなんかがいなくても小テストがあるだろう
ぼくなんかがいなくてもお前はテストを受ける
だけどぼくのノートの事 頼りにしてるお前は
頭を抱えるだろう 全く世話が焼ける
仕方なく教室に入ったぼくは
いつも通り席に着きノートを出して
いつも通り隣のお前に渡し
出て行こうそう思った だけどお前に
「どこに行くんだよ、このバカ!」と
言われ、行くのやめた
ぼくなんかがいなくても授業は始まるだろう
ぼくなんかがいなくてもバイトの店はまわる
ぼくなんかがいなくても気付かない人もいる
だけどぼくがいないとね だけどぼくがいないとね
寂しがるヤツもいるし 植木も枯れてしまう
そして、いずれ見つけるかもの守るべき人がいるさ
そんなものを見つけては大切に守っていく
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