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おかえり
作詞 まい子
一人暮らしを選んだのは 一人が好きだったから
家に着いて 呼んでもないのに 出てくる親が
ただ、うっとうしかったから。

4畳半の部屋は 思ったより広く感じて
だけど、なにか物足りないのは
見えてたものが 見えなくなったから?

『おかえり』わかってるよ。毎日同じこと言うなよ
『楽しかった?』知るかよ。なんでアンタに言わなきゃいけないんだよ
だけど なくなると淋しくて
こぼれてきたのは しょっぱいしずく

一人で起きる毎日は 静かで気持ちいいはずだ
思い込みだったのかな? 全部全部

『ほら、起きな!』うるさいな。子供じゃないんだから 一人で起きれるよ
『いってらっしゃい』やめろよ。近所に聞こえて恥ずかしいだろ
だけど もう声は聞こえなくて
一人でつぶやいたのは あなたにむけた
『いってきます』

優しい言葉を探せないで ひどいことしか言えなくて
それでもアンタは 笑ってた
いつも いつも 笑ってくれた

『おかえり』ただいま。ちゃんと言えたことあったかな
『おかえり』今はもう 自分の選んだ一人を生きるけど アンタはずっとずっと 俺の母さん

一人暮らしを 選んだ今も 優しい言葉を待ってるよ
『おかえり』言われたときには いつか必ず
『ただいま』笑顔で 言うからさ

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歌詞タイトル おかえり
公開日 2006/12/18
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント いなくなると、親の優しさに気づくんですよねー。
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