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カコヨリミライ
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作詞 茶柱 |
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日差しがまぶたにささる・・・
目をつむってても 開けれなくても
太陽が在るのがわかる
どうして僕はこんなところで寝てなくちゃいけないんだ
まだまだやりたいことはあるんだよ・・・
僕は自宅の階段で走り、転んで目を打ちつけ・・・
失明したらしい 今でも信じられないけど何も見えない
始めは聞いていた声を今ではめったに聞かなくなった
もう僕の存在はみんなの心の中から消えているのか
あの時走っていなければ・・・
あの時転ばなければ・・・
あの時目を打たなければ・・・
あの時あの場所にいなければ・・・
そんな後悔しても無駄だってことは分かってる
でも立ち直れるわけないだろ
雨の音が聞こえる・・・
目がなくても耳がある
雨が在るのがわかる
突然雨が止んだ・・・
なぜだろうその時 心の中に虹が現れた
とても大きく長い虹が現れた
幼い頃見ただけの記憶うすい虹だけど
なんでこんなにキレイなんだよ・・・ ちゃんと見てぇよ
目から一筋の線が流れた・・・
虹が空にのびてゆく まるで未来への階段みたいに
僕は後ろから押されるように一歩踏み出した
この先に何があるのかわからない
もしかしたら残酷な何かが待ち受けているかもしれない
でも挫折しない 進むんだ
僕は毎日変わらなかった白い空を青くぬりはじめた・・・
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