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雨の日はクリスマス
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作詞 山琴 |
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雪の中
私はひとり傘も差さずに歩いている
クリスマス・イヴ
そんな日に彼と喧嘩
最悪
家にひとりなんて虚しい
寒い…
次 目が覚めた時
あれが夢であるようにと願う
朝 雪から雨に変わった
クリスマス
本当は彼と目覚めるはずだった
会いたい
雨の中
私は傘も差さずにとび出した
彼の家
インターフォンが押せない
私はびしょ濡れ
過ぎた時間はそんなに長くはなかった
ドアが開く
驚く彼
驚く私
しばらくの沈黙
絡み合う視線
それもそんなに長くは続かない
耐えられなくて
隙間がなくなるように全てを寄せ合った
雨の中
恋人たちは抱きしめ合った
恋人たちは濡れていた
恋人たちは気付かない
今日はクリスマス
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