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黒を掻き乱して
作詞 UnKnowN nAMe
詰まっていく 当事者ではない
鳥のさえずりは 気がつけばもう
真逆の方角には あの時間
きっと彼が居るだろう

目が離せない 戻せない
心に塗り重ねられていく
昨日見た黒と もう触れられない温もりが
媚びれついて 忘れられなくて

分からなくなって 思考が駆け出していても
なおも掴めない その答え
煮詰まった愛だったろう
そうやって僕は また黒を掻き乱して


染まっていく 当事者ではない
人の呼び声は 気がつけばもう
真逆の方角には その時間
きっと彼が居ただろう

手が離れない 戻せない
雫に塗り重ねられていく
今日見た闇と もう触れられない微笑が
錆びれきって 煌きもせずに

分からなくなって 恐怖が駆け出していても
なおも動かない その体
輝いた愛だったろう
そうやって僕は その黒を身に纏って


電子の言葉で 知った僕だから
彼の傷は測れない 何も与えられはしない
でも せめて笑ってもらえたら
休ませてやれたら


分かり出していて 涙が溢れ出そうとも
ずっと動かない その体
綻んだ愛だったろう
そうやって僕は その黒を仕舞い込んだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 黒を掻き乱して
公開日 2006/12/10
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 母との死別。彼に何ができるだろう。
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