|
|
|
黒を掻き乱して
|
作詞 UnKnowN nAMe |
|
詰まっていく 当事者ではない
鳥のさえずりは 気がつけばもう
真逆の方角には あの時間
きっと彼が居るだろう
目が離せない 戻せない
心に塗り重ねられていく
昨日見た黒と もう触れられない温もりが
媚びれついて 忘れられなくて
分からなくなって 思考が駆け出していても
なおも掴めない その答え
煮詰まった愛だったろう
そうやって僕は また黒を掻き乱して
染まっていく 当事者ではない
人の呼び声は 気がつけばもう
真逆の方角には その時間
きっと彼が居ただろう
手が離れない 戻せない
雫に塗り重ねられていく
今日見た闇と もう触れられない微笑が
錆びれきって 煌きもせずに
分からなくなって 恐怖が駆け出していても
なおも動かない その体
輝いた愛だったろう
そうやって僕は その黒を身に纏って
電子の言葉で 知った僕だから
彼の傷は測れない 何も与えられはしない
でも せめて笑ってもらえたら
休ませてやれたら
分かり出していて 涙が溢れ出そうとも
ずっと動かない その体
綻んだ愛だったろう
そうやって僕は その黒を仕舞い込んだ
|
|
|