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僕に愛を。
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作詞 杉下來朱 |
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あぁ神様、僕にツバサを下さい。
僕はこの小さい窓からの
あの空に憧れてきました。
あぁ、あの空を
両手広げ、ツバサ広げ飛べたのなら、
それ以上に僕にとって
嬉しい事はないでしょうに。
あぁ神様、僕に自由を下さい。
僕の周りはいつも黒ずんで、
光は差してこない。
この腕にはめられた、
灰色の重たい鎖は
僕を縛りつけ、胸を苦しませるだけの
物でしかないのです。
あぁっ!!神様!!
僕の願いは意地汚いものなのでしょうか?
もっと、何もかもに無心に成れたのならば
こんなことを望むことはありません。
あぁっ!!神様!!
今までの僕のたくさんの涙は
一体何の為のものだったのでしょうか?
もしや、神様 それは僕の生きる罪?
それともこの叶わない願いを
知らせるものだったのですか?
すべて教えて下さい、神様。
僕はこれからどうなるのですか?
僕のこの鎖を取ってくれる人はいますか?
僕をこの深い闇の中、光へと導いてくれる人は、
僕の前にいつ現れるのですか?
あぁっ!!神様!!
僕にたったひとつの温かい愛を下さい。
僕にだけ、とは言いません。
誰か僕を力強く抱きしめてくれればいいのです。
ただ、抱きしめてくれればいいのです。
せめてその時だけでも僕は、
すべて満ち足りた気持ちになれるでしょう。
あぁ神様・・・・・・お願い。
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