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君の隣の埋まった席。
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作詞 杉下來朱 |
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「ねぇ、一緒に帰ろう?」
その一言が言えずに、
楽しそうに笑っている
君を見つめていた。
今までずっと
よく一緒だったね。
学校も違くなるのが普通なら、
それは奇跡だと信じてもいいかのな?
『幼馴染』?『腐れ縁』?
ましてや『兄妹』?それとも何?
たくさん私と君を
あらわせる言葉はいっぱいだけれど。
君にとっての私と
私にとっての君が、
一緒の言葉で表\せたのなら
いいのにねぇ・・・。
夢に出てくる、
私と君は いつも
ちょっとしたことで笑って、
ふざけあったり してるのに。。。
何時の間にか 二人の位置は
見えるようで、見えないものとなった。
大人になった、と 素直に喜べないよ。
君が隣にいてくれば それだけで
幸せな気持ちになれるのになぁ・・・。
ずっとこのまま 本当に大人になるまで、
すっとこのまま 一緒だと思っていた。
・・・今日まで。
君の隣には 私は居なくて、
君の笑顔も 私に向けられたものではなかったから。
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