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サラバ 君と我が恋心。
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作詞 杉下來朱 |
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思い出が宛てもなく
思い出されていく
君から私へと
向けられた手紙を
一つ残らず隅からすみを
読んでから、捨ててしまおう、と
またそう思っているの。
できたら悲しくないのに。
また一つ君の字に
涙が落ちて 跡になって
先が読めず、また捨てられなくなった。
ただヒトタビノ 出会いとなろう
ただヒトタビノ 思い出と化して
過去の波に 沈むであろう
忘却の渦に 巻き込まれて逝き
この部屋から どれほどの
ろうそくを灯したなら
君に私がここに居ることを
知らせられるのですか 神様。
大きな壁に 行き先を拒まれ
君のその側に行く事はできないよ
その腕を 掴むことも
呼ぶことさえ 声が隠れできぬ
サラバ 愛しき人よ
我が心を知らずして進め
サラバ 恋しき人よ
君の心しらずして
我は君に背を向けた。
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