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拳‐てのひら
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作詞 モス |
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こんばんは、皆さん
今から話すお話は
とある男の拳の話―\―\
男は何もない家に生まれた
だから回りがうらやましかった
おいしい食べ物、きれいな人
カッコいいバイク、大きな家
男はすべてがほしかった
だから強くなろうとしたんだ
何年もたって
強くなった男
でもその手は拳を作ってしまうんだ
どんなに小さなものでも
にぎった拳じゃつかめない
男は思った
「これじゃ強くなったって意味がない・・・
神様・・・
拳じゃ何もつかめないのか??
俺はどうすればいいんだ??
ここまで強くなっのに
何一つ俺は手に入れていない
どうすればいいんだよ
なあ!
答えろよ!!
俺が間違ってたのかよ!」
男は絶望し旅に出た
たどり着いた町で見たものは
荒くれ者たちが町を襲っている光景
男は―\―\
戦った
別に荒くれものに恨みがあったわけではない
ただ
自分と同類のものが傷つけられるのを
見たくなかっただけ
男は戦鬼になった
戦い終わったその男に
きれいな手が拳の上に乗せられたんだ
「わかったんだ神様
拳じゃ何もつかめない。
ほしいものも手に入らない
求めても意味がない
でもな・・・
でも俺を求めてぅれるひとがいる
それで十\分なんだ
それだけでよかったんだ」
男はそれより町に住み
きれいな女とともに幸せに生涯を遂げた
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