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ネ バ ァ ラ ン ド
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作詞 中島 |
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声が枯れるのを待っていた
ひたすらに真っ暗な方を指差して 忘れられた御伽噺
独りになれる時間を探してた
何の為でも 誰の為でもなく この声の為
ただ 自分の必要性だけ みつけられなくて
どうか殺してと叫んでも 愛してしまったこの世界
深い紫 泣いた猫
花が咲くのが わかっていても
虚しくって 捨て切れなくて
失くして 滅ぼした 僕の熱
奪って 歌わないで 偽りにまみれた君の吐息
何もいらないって僕に告げた
たとえば誰も笑わない世界で 夜と雨の秘密基地
未だ溶けて零れた面影を探す
傷口に触れ 遥かに遠く その街の声
ねえお願いだから そばにいて 永久にサヨナラ
いくら忘れて憎んでも 壊せなかったこの世界
今は抜け殻 泣いた猫
呼吸だって 信じていたよ
踏みにじって それでもまだ
失くして 滅ぼした 君の熱
僕がいなくても世界は回る
そう君に言ったら 蔑んでくれるだろうか
全部放棄して祈っても 途切れてしまった愛しい映像
紫の猫 街の真ん中
偽りだって 言葉に変えて
響かす 枯らす だってこの音は
君を 殺した 僕の熱
最後まで伝えられなかった くだらないラブソ\ング
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