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もう来ることのないクリスマス
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作詞 vbv |
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待ち合わせの時間に少し遅れた僕を
君は笑って迎えてくれた
どこにでもあるような小さな公園のペンチで
白い雪が僕らを包んだ
静かに照らす外灯を纏い
昨日の夕食は何って
そんなことを話していた
ありふれた話だったけど
いつもと違う時間で
僕が生きてきた中で
今が何より幸せ
君もそう思ってくれるなら
決して君を離さない
12時になる5分前に黙り込んだ
別に気まずくなった訳じゃないけど
何かを感じたのかもしれない
もう小さな雪はやんでいた
「そろそろ帰ろうか?」
そう言って立ちあがった君の手を
僕はギュッと引っ張った
戸惑う君に僕はただ
精一杯強く抱いた
僕が生きてきた中で
今が何より幸せ
君もそう思ってくれるなら
決して君を離さない
そんなこともあったなって
今ごろになって思う
今年のクリスマスも
そうやって終わるんだろうか
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