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冬桜
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作詞 名無花 |
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身も凍えるこの季節
手の感覚は消えていて
冬は寂しく長いから。春はまだ遠い
春までに持ちそうもない
北風と共に消えてゆきそうで
季節違いの一つ咲く
小さな小さな冬桜
今にも消えてゆきそうな
その花びら守ってやれなくて
ごめんね冬桜
冷え切ったこの体
暖める術も知らないで
私は一人歩いてく。何処へ行こうか
君との約束は脆すぎた
北風と共に消えていきそうで
季節違いの一つ咲く
小さな小さな冬桜
私の胸に灯っている
消えそうなこの思いの様で
散らないで冬桜
春の暖かい日差しを受けることは出来なくて
寒空の下で咲いている冬桜
一人咲くのは厳しく辛かった
季節違いの一つ咲く
小さな小さな冬桜
その薄桃色の花びらに
冬は切なく厳しい
この手で守ってやろう
季節違いの一人いる
私もそれほど強くない
かじかむこの手は守れない
君との約束が・・・
ごめんね冬桜
ひらひらと・・・冬桜
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