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列車
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作詞 Wave |
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何とか乗り込んだ特急列車
中は静かで誰も居ない様
中を歩き回って見つけた席
窓際でぼーっと景色を眺める
空は青く 広がる都市
見下ろす街 まるで模型
小さくて 小さくて
人が見えなかった
もうちょっとで 目的駅に
未だ静かで一人の様
中を歩き回る人
「どうぞこちらに」席を叩く
「ありがとう」と 明るい顔
どう返せばいいかわからなくて
笑顔で返して 景色を眺めた
ため息とともに車は走る
情けないな ありがとうすら
言葉で返せないなんて
情けないな 何も言わずに
景色を見るなんて
情けないな
情けないな
後一駅で目的駅に
ひたすら景色を眺めてる
人も車も見えなかった
目から涙流れてた
どうしても どうしても
何かを言って降りたくて
それでも何も思いつかなくて
何も言わずに降りたくない
何か一つ 何か言葉
もう駅が見えてきた
何も思いつかないまま
今まで落とした涙を必死にこすって取ろうとする
それでも涙は窓を汚す
必死に拭いてもまだ落ちる
駅について 扉開いた
隣の人に お辞儀して
急いで 列車から降りました
情けないな 何も言えない
情けないな したのは笑顔とお辞儀だけ
「ありがとう」に返す言葉が見つからない
情けないな
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