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「おはよう」
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作詞 杉下來朱 |
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あなたのことなんて
すぐに忘れられる、と
思っていた私は、まだ
忘れられていないんだ。
口から零れる 溜息の粒は
私があなたに伝えたかった、
言葉の一粒です。
すれ違うたび 目をそらしてしまうのは
ただ 単に あなたに会いたくないから。
秋風に 本当の気持ちを運んでよ、と
涙ながらに呟いてみたの。
誰も来ない 歩道橋の上で
一番星だけが 私を見ていた。
会いたいの あなたの背中に目線移すんじゃなくて、
苦しいの あなたに伝えたい事がいっぱいすぎて、
恥かしがり屋だからさ、私。
おはようって一言も言えないけど、
あなたのことだけを 考えていました。
引きずりッ子だね、って
最近 友達に言われるけれど
それって それだけあなたを
想っていたってことでしょ?
苦い感じだけど 嬉しくもあるよ。
忘れなきゃいけないのかな?
素直になれないけれど、
自分には嘘をつきたくない。
やっぱり、あなたがすごく好きなんだ。
時は止まってはくれないけど、
この目はあなた反らすけど、
あと一回だけ 頑張ってみようかな?
あなたに 私の気持ち知らないあなたに
大きな声で、「おはよう」って!
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