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讃頌
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作詞 空春 |
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モノクロのサイドミラーに映る ポテトチップスの山
今日もレギュラー満タンで 一日が動揺し始めた
出合い頭に 激しい核反応を起こす
何よりもまず その凸凹なじゃがいも頭をどうにかしてくれよ
丸みを帯びた ビール腹の中で
さっき飲み込んだ どじょうが酸欠状態
こんなイライライガイガしたって
ちゃんと前だけは見つめてる
格好つけるには早過ぎたよ
湿気には敏感な僕の後ろ髪
寝違えたのは公転の所為で 首が痛いと嘆く
牙の矯正を圧し拉ぐ 夜回り先生の方々
意外と近くに 潜んでいた殺しのプロ
昼寝に勤しむ神様は 悩める子羊しか救わないのですか
神僕を深める 晩餐会の後も
いぶし銀面で 決め込んだ貫徹父さん
あんな大人になりたくないなんて
呟いて本心確かめてる
言えばいいと思ってるんだ
とりあえず ごめんなさいの一言
ポスターの前でポーズ決める もっこりタレント
顔が良けりゃ 全部解決されるなんて
朽ちた現実の中 自転し続けてる
年に一度の 黒い先生の映画
みんなに伝わる合いの言葉は お久しぶり
そんな大人になりたくないんだって
わかりきった思い噛みしめてる
余ったものは消えてくんだ
とりあえず ごめんなさいの二言
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