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“靴擦れROCK MAN”の一生
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作詞 2s |
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アコギだけ背負って 一人旅に出るROCK MAN
親をも裏切って 職にもつかないROCK MAN
ちょっと歩き疲れたかな 靴擦れして足も痛いな
新しい靴を買おうかな やっぱり弦を変えよう
そんなROCK MAN
ギターケースの中にゃ 夢も詰めてるROCK MAN
今だにタバコは 吸ったことないROCK MAN
少し寒くなってきたよな マフラーを買う金もないな
歌って稼げばいいんだろう 誰も聴いてないけど
そんなROCK MAN
そんな男も恋におちて
守るべきものができて
強くなることを誓った
そんな想いが功を奏して
男の歌に彩がついた
どんな物より大切な者のために
スーツを着込んで ついに職に就くROCK MAN
夜空の下だけ ひたすら歌うROCK MAN
ちょっと人が集まったな ケースに金も溜まったな
弦でも変えてみようかな やっぱり花束を買おう
そんなROCK MAN
急に男が変わったのも
愛すべきものが出来たからで
その笑顔が勇気になった
そんな2人は特別じゃなく
裕福ではない暮らしだけれど
どんな者より幸せな日々を送った
そんな2人も年をとって
男のもとに残ったのは
思い出とギターだけだった
そこで男は旅を選んだ
思い出たちとギターを連れて
愛する人を彩れる歌を歌いに
ROCK MANは空を見上げて
想いを乗せて切に歌うよ
最後の勇気を出して
靴擦れしても靴は変えない
思い出たちを失くさないよう
そして男は皆に呼ばれる“靴擦れROCK MAN”
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