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コスモス*
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作詞 杉下來朱 |
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ねぇ、僕らには
どんな絆があったんだろうね?
いつまでも普通に会話できず、
口ゲンカばっかしてきたけど。
ねぇ、いつからか
僕らは微妙な距離感で
お互いの日常の接点を
持たずに居た。ただ少し、
目と目合わせるだけで
それでも 君は僕との
絆を 今も持ってると
信じてくれてたのに・・・
コスモスの咲く頃に
僕が生まれたその前に
この心に気付けてたらよかったね
それともこの心に気付いていたのかな?
答えはいつも見えずに
君の姿も見えずに
渡せない手紙を 小さく小さく破いて
空に舞い上がって 塵になってもらった。
「・・・僕は、今日まで
君との絆がどんなものか
見えませんでした。 分かりませんでした。
だから、君が僕との絆を信じている事に
少し怯えていたんだよ。・・・」
『僕らに絆はあるのか?』と
よく、考えてみたんだ。
僕は君を知っているかと。
そんな事言っても、君は知人以上で
僕のよき理解者だった。
コスモスの咲いた後に
残るはこの面影だけ
そっとそのままその場所に
置いておいてもいいですか?
「・・・僕は君が好きだった。
僕らに絆は確かにそこにあったね。」
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