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45の日に
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作詞 空春 |
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興味ない なんてそっぽ向いて
ほんとはずっと 憧れていたんだ
忘れられない
夢で出逢った 灰色の世界
裸の心に ナイフを突き刺した
それでもとうとう 痛みはやって来なくて
喜びは頬を伝って 足下へ
どんな屑も残さずに
消えてゆくだけ 消えてゆくだけ
東の春空が 秋に沈みゆく前に
命を摘む あの約束の木で会おう
僕は待っているよ あなたが来るまで
自分の足で 立つことに疲れた
言い訳ばかりで 守ってたモノ
壊したくて
指一本で 逆立ちする
「幸せになって欲しい」 なんて
誰かに不意に聞かれたから 軽々しく嘘をついた
それでもバレるのが恐かった
雲の狭間から 顔を出しては
止まったり 巻き戻ったり
そんな自由な 時間を
欲しがって 手に入れて
空はあんなにも目映いのに 妙に小さく
なんでも蒸発させる暑さが まとわりつくんだ
西の冬空が 夏に生まれ変わるまでに
約束のまま 花が散り始めても
僕は待っているよ あなたが来るまで
一ヶ月と二週間 いよいよ明日だね
45の日に 45の世界で
あなたと もう一度 廻り 逢う
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