|
|
|
泪の一粒。
|
作詞 杉下來朱 |
|
いつしか朝で
すると昼になり
いつのまにか夜で
原色だらけの日々だった。
僕は存在していた。
僕ではなく モノとして
おきまりのポーズで
ずっと同じ位置で
太陽なのか、月なのか
同じ朱色で分かんなかった
手は動かせるのか そして手は?
最初から 動かなかったのかも知れない
僕は誰なのか
僕でさえ知らない
何故僕はみえるのか
僕は存在するのか
僕でさえ知らない
太陽も月も、光も影も
鳥や猫とか花や風も
誰も僕を知らずにいたし
それでいいとも思った。
あるいは、どちらの目にも
映っていなかったんかも知れない
僕は誰なのか
僕でさえ知らない
何故僕は存在するのか
僕でさえ知らない
理解することを 誰も
教えてくれなかった
ただただ、
それらがかすめるだけで
|
|
|