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相合い傘
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作詞 東雲 |
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降り頻る雨が今日でよかった
昨日までの私なら迷わずあなたに傘を差し出すから
水性ペンの相合傘 隣にあなたが居ないまま
この雨に流されてしまうだろう
二人で歩いた帰り道 雨に濡れたって笑顔のままで
そんないつかを思い出す独りの今日は
雨に混じった涙が苦い
不器用なりにひたむきだった
明日のことなんて構\わずあなたに好きだと繰り返してた
憧れだった相合傘 決して叶わないと知った今
目の前が霞んで見えないよ
あなたの隣で笑うのは ずっと私しかいないはずだって
そんないつかを夢見てた愚かな昨日
使わず握った傘が冷たい
水性ペンの相合傘 あなたと同じ傘の下
叶わないと知ってても まだ好きよ
あなたを想えば痛む胸 雨に濡れたって下がらない熱
こんな私に降り頻る冷たい雨は
あなたとの日々溶かしてしまう
さよなら 相合傘と夢の日々
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