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あり
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作詞 晴香☆ |
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ありが
ありが私の机にのぼってきたんだ
折れたシャーシンくらいのちいさいありが
私はね
最初はほかっていたの
だけどしつこいからね
ありを
ありをつぶしちゃったんだ
その瞬間ね
胸が苦しくなって
私は
私は
「命を一つ殺した」
そんな思いが
駆け巡ってね
震えた
そんなにまで命にこだわるのは
死にたい
なんていっている人がいるから
死ね
なんていっている人がいるから
私は何度も何度もありを
叩いた
でもありは必死で動いていたんだ
死ねって言われてる人は
その言葉を聞くたびに
よろめいてつまずいて逃げ出さないといけない
それでも上からくるものが
自分よりも強くて大きかったら
太刀打ちできない
だから周りの助けが必要なんだよ
私だってもし
ありが何匹も寄ってきたら
あんなことしなかっただろう
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