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車輪
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作詞 奏々 |
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ゆっくりと坂を上り続ける
今にも止まりそうなスピードで
向こう側には何も待ってない
分かってるよ
坂を上りきり見えた夕暮れ
ああ今日もまた逢えそうにないなぁ
分かっていてもペダルを回す
気付いてた
想ってるのは僕だけ
君は友達で憧れで
隣にいられたあの頃は
何よりも幸せだった
逢えなくても想い続けた
だから逢えると信じているよ
君の笑顔が偽物でも
僕の気持ちは本当だから
届きそうで届かない気持ち
さり気なく表\す愛の形
近くにいられたそれだけなのに
惹かれてるよ
東の空じゃ星座が浮かび
この掌も見えなくなってく
「好きだった」じゃなくて「今も好き」
ここにいるよ
君が俯いて泣いてた時
優しい言葉を掛けられず
ごめんねでももう遅いね
でもいまだに愛してるから
言葉にしなきゃ届かないと
分かっていた本当は気付いていた
そしてまだ告げられずにいる
でも心から愛してるから
君を見つめていたい
君を守り抜きたい
君だけを愛してたい
虫の声だけが響き続ける
ああ今日も君に逢えなかったなぁ
君は気付いていないだろうケド
僕は君だけを愛してるから……
街灯が照らすアスファルトの黒
坂の上から転がってゆく
そして今ここで確かに想う
君を想い続けてる
夕闇の帰り道一人だけ
叫ぶブレーキの声
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