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紅音
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作詞 えがちゃん |
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何かの残像が重なり 続く並木道に立って
淡い秋の風が 一層深く匂う
夏の暖かみ 冬の切なさが誘う
北から未来の風が飛びかう 何が秋に埋もれていくのか
湖の中心に 枯れ葉舞い散る
何もない様な この季節に忘れ物が
光がただ僕らの道標 時雨れる前にさぁ
爽快な秋空に 深く澄みわたって
君と落ちたような 枯れ葉見ても
何もないように 生まれかわるさ
静かな茜に 染まった街角で
これが僕らの 始まりの音で
奏でる僕を 望んでいるなら
今を見て 伝えよう
切なく吹き荒れる大嵐 きっと苦しんでる
君と見上げた景色 紅い切なさ香る
純粋に潤った 水たまりに何が見える
図星じゃなく創り変えてくんだ 覆すんださぁ
君の唄に何を 感じるだろう
追い込まれても いつだってそこに
戸惑わなくて 生きている
赤とんぼ一匹 飛び立つこの瞬間(とき)に
これが僕らの 未来の音で
終わらない僕 待ってる君に
声を聞き こだましよう
秋を揺らす 風の音
僕を超える 時の音
何処かへ行く 陽の音
僕らを彩(つく)る 紅の音
君と落ちたような 枯れ葉見ても
何もないように 生まれかわるさ
静かな茜に 染まった街角で
これが僕らの 始まりの音で
奏でる僕を 望んでいるなら
今を見て 伝えよう
僕らの歩みが 積み上げられて
音が寄り添い 唄になるさ
このメッセージが 散る前に
伝えよう 秋の唄
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