|
|
|
リアル
|
作詞 ひゃな |
|
決定的なミスをしてしまった
腹の傷はまた開いて血が滲む
ストレスは抜け出ることなく
タバコの本数だけ積み重なる
温くなったコーヒーを処理するように
あっさり流される僕の生きる楽しみ
満たされることだけ考えてた
深く根強く築いたはずなのに
どうして空気のように軽いんだ?
どうしてもっと信じてくれない?
僕の吐いた暴\言をどう受け取った?
無言に落ち着かず何か怒鳴ってくれ
ドラマのように上手くは終わらない
つまりは砕けたコップみたいなリアル
空いた胃を必死に塞ぐも溢れ出る醜態
素直に求めた夜のツケが払え切れない
煙のようにように空中漂う微かな希望
儚く消え去ったら後に残るはただ絶望
分かりきっていたことなのに...
いつも二人三脚のつもりだった
足紐は緩んでいつの間にか独り
気づいて慌てて手探りに君を探す
明後日の方向に微笑む姿が悲しい
いつまで未練がましく続けるのだろう
時間が解決してくれることを願うばかり
モヤモヤに悩まされ今日も眠れない
つまりは禅問答に陥る不毛なリアル
結果は浅薄な考えに落ち着きながら
諦めきれない悔しさがこだまし続ける
夕焼けとともに静かに確実に沈み閉場
あの花とともに俯き垂れたらまた絶望
苦しみ逃れることができずに...
石を投げれば乱れる湖
翼を下ろせば羽ばたき忘れ
リアルに浸かる
埋もれて気づく
結局いつも普通
どうしても明日は来る
時とともに 僕とともに
君がもうすぐいなくなるだけ...
|
|
|