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秋風前線
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作詞 哀流 |
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秋晴れの空は高く
雲が渦巻いて仰いだまま吸い込まれて
木枯らしは喉を涸らす
程に音立てて忙しなく日々擦り抜ける
非情なくらい四季の流れは正確です
どうやら今年の暮れも近いみたいね
僕らは高い高いところから
下降し続けている連帯の雲
いつか離れ離れになるのなら
今だけでもいい瞬きのキスを
浮き雲の空は遠く
揺らぐ度泣いて秋風に追い越されて
夕暮れも早くなった
僕ら着々と流れのままに歩んでる
しょうがないやと割り切る器はないのです
残さず今年も全部楽しみたいね
永久に笑い笑いたいなんて
願いは膨れるんだ層層の雲
だけど願う願うだけで終わり
辛くなるけれど今だけの笑顔
木枯らしの意気で
夕暮れほど急がずに
丁度いい速度で今年の暮れも楽しもうか
僕らは高い高いところから
下降し続けている連帯の雲
いつか離れ離れになるのなら
今だけでもいい瞬きのキスを
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