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忘却曲線
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作詞 東雲 |
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ゆっくりと堕ちていく記憶のかけら
あの夏は死んだのに まだ胸の奥が熱くて痛い
何も変わらない今日 あなたが居ないだけの
逢えなくてもいい せめて想い続けることを赦して
あなたも私も少しずつ 忘れていくけれど
どうか 私への言葉で誰かに微笑わないでね
ゆるやかに褪せるあなたのすべて
それでも消えないのが苦しいの
いつかまた恋をする日も来るでしょう
あの夏に死んだ恋 思い出して笑ったりして
だけどまだ恐れてる 傷が癒えて消えるのを
笑われたっていい でもね、この想いだけは嗤わないで
季節も時間も私だけ 置き去りにするけれど
どうか このままで立ち尽くすこころを急かさないでね
おだやかに揺れる真夏の陽炎
いつまで消さずに居られるだろう
逢えなくてもいい だからいつか忘れるまで赦して
あなたも私も少しずつ 変わっていくけれど
どうか 変わらない想いだけは忘れないでいてね
ゆるやかに続く忘却曲線
それでもあなただけ忘れない
…それでもあなただけ消せない
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