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紫陽花と雨雫
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作詞 成瀬柚 |
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咲き誇れ 雫に触れた 雨の花
雨の日に 傘片手に街に出る
雑踏の中 花を見つけた
公園の隅に 群れをなして
存在を主張する 蒼き花
いつしか 夢見たのは
君と出会う その時に
名前 呼んでもらうこと
ほら 降り続く雨は
いつの間にか 止んでいた
雲から覗く 太陽は
雫照らして 花煌めかす
いつか還る その時まで
咲き誇れ 雫に触れた 雨の花
梅雨晴れの 雨降らぬ日に街を行く
道の片隅 瞳に映る
静寂の一時 相反する景色(いろ)
存在ひた隠しする 紅き花
いつしか 待ち望んだのは
君を知る その時に
大輪 開花させること
ねえ 降り出した雨は
強さ増して 止むことない
雲に覆われた この空は
雫零して 花潤わす
いつか枯れる その時まで
咲き誇れ 雫に触れた 雨の花
紅と蒼
姿を変える、雨の花
咲き乱れ
咲き誇る、雨の花
ほら 降り止まぬ雨は
窓を叩き 響かせる
空を包んだ 雨雲は
雫降らして 花育てる
追憶になる その時まで
ねえ 降り続く雨は
いつの間にか 止んでいた
雲から覗く 太陽は
雫照らして 花煌めかす
いつか還る その時まで
咲き誇れ 雫に触れた 雨の花
Be in full glory.
A rainy flower, a hydrangea.
Bloom in profusion.
A rainy flower, a hydrangea.
The rainy flower which touched a drop.
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