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Air-port
作詞 空春
不思議な箱を持った 髭面に向かって 名もないような誰かが咆えた
「大きさだけが 強さだけが 価値だなんて誰が決めた」

昔 人間に羽を生やして 夢に酔い潰れていた
今は空を見上げた鳥を もっと大きな鳥が火を吹いて飲み込む

違いを武器に 誰も求めないことをする
結局違いなんて見つからない みんな同じだから

一列に並んで 少年少女達が 涙を浮かべ嘔う
「青い瞳は 黒い肌は 死ぬ為にあるんじゃない」

どこにでも食み出し者はいるさ 僕がそうであるように
雲は形を停められず 常識の中にある自由にもがいて

何食わぬ顔をして 空を飛び越えてゆく
少し虫が良過ぎるんじゃないか 自分を偽るなんて



今日は何曜日だ 時計が頭の中でぐらつく
鉄の塊なのか ケツの蟠りなのか

そんな支離滅裂な 想いをどうにか引き留めながら
不安そうに消えていく 飛行機の尾を見つめてた

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル Air-port
公開日 2006/09/15
ジャンル その他
カテゴリ 社会問題
コメント 嘔う=うたう 停め=とどめ 蟠り=わだかまり 引き留め=ひきとどめ
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