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天空の城
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作詞 空春 |
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昨日の帰り 君が言った言葉で
僕はずっとずっと 悩んでいたんだ
「掴めそうにないから 夢を追いかけていたいんだ
だって 追いかけてる時が一番楽しいだろ?」
弁解の余地もないくらいに 君はすごく眩しくて
それでも僕はとうとう 答えを見つけられなかったんだ
時は止まることを知らないから
君はすぐに 遠い存在になった
僕は知る術を失くした
僕はただ自分のあるべき場所を 知りたかっただけさ
道端に転がった 空きカンを蹴飛ばしても
いくらも反応を示さない
少しは傷ついた方が お前も自分を誇れるのか
そうだ まだ間に合うかもしれない
君にはまだ 僕の気持ち伝えてないのだから
ただひたすらに駆け足で 坂道を下りた
冷たい風を体で浴びたら 気持ち良くなって
昇る太陽が見えてなかったことに 気がついたんだ
君はいつも この輝きが見えてたんだね
立ち止まる僕を後目に 涙は溢れ出た
だけどそれでも 輝きが失われることはなかった
そうさ 君にも見えてるんだろ
晴れた日には 天空の城が良く見えるのさ
今なら 君の言いたかったことがよくわかるよ
Wow Wow Wow...
怒りに任せて 壁に投げつけたのは
ウゴカナイ 君に貰った赤い時計
もう誰も教えてはくれない 朝日の訪れを
傘も差さずに飛び出した
乱れた白い吐息が
つまらないように ゆっくりと吐き出す
目の位置と平行線の 街の一番高いビル
蟻みたいに 小さな人影達から
色を奪ってゆく モンスターみたいだ
独りで辛い日でも 見えてたのかな
この空を見て 君が大きくなったのなら...
雨上がりの 虹の向こうに
見えてるハズさ それは天空の城
揺るぎない意志に 護られている
君の言葉を 僕は少しでも信じてみたくなったよ
Wow Wow Wow...
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