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愛の報復
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作詞 東雲 |
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闇に溶け出した真実などもう 誰にも見つけられない
刹那に消し去った傷跡も盲目的な愛の報復
その眼に映った誰かを愛しているのでしょう
現在の私にはそれが痛い程よく解る
本当は未だ 戸惑い嘆く背中を抱き締めたいけれど
醒めた眼で見つめる脳がそれを赦さないの
諦めきれない私かそれとも可哀想なあなたか
その眼に映るあの子のためか
誰もが縋った神をも恐れているのでしょう
何時も世界にはそれが惨い程よく響く
本当は未だ 果敢なく脆いナイフを隠したいけれど
斯くて夜撃ち抜く朝を切り裂く術も無い
愛して止まないのは罪かそれとも痛ましい罰か
ヒステリックな自分自身か
本当は未だ好きな果敢なく惑うあなたを抱き締めたいけれど
冷えた手で触れても善いかずっと解らないの
壊したのは心 消したのはあなたの温もり
羨んだのはあの子の涙
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