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月光
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| 作詞 ライ麦 |
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クリアソ\ング 常に求めてた歌
ホラ月は満月 水面にも満月
これだけ二つの月は近くみえるのに 実際は凄く遠い
でも照らすよ 暗い暗い夜道を
汚い現実を 君の顔を
窓を通して月を見る 雲に半分隠れどこか憂いを帯びる
これだけ近くに見える 触れれそうなのに
実際は僕がどれだけ走っても 一生かかっても追いつかない
大気を通して君を見る これだけ近いのに・・・
人間は 一人の二倍が二人とならない
一人と一人で二人なんだ 君と僕とで二人になる
でも 月の光が水面にあるように
僕と君も 遠いようで近いんだよ
クリアソ\ング 時に求めてない歌
いくら月が満面の笑みでも 雲に隠れてしまうように
僕の心も 歌って欲しくない部分だってある
僕の心にも 触れて欲しくない部分がある
そう クリアソ\ング
時に刃 時に盾
水面に移った月の照り返し
僕の瞳に君のマボロシ
そう クリアソ\ング
時折見せる優しさ 時折見せる鋭さ
どんな鋭利な刃物よりよっぽどえぐる
どんな固い盾よりよっぽど守る
僕は水面を見た 水面に君が映った
これだけ距離が遠いけど 映った君と僕は鼻先
一人じゃない 世界中いっぱい人はいる
一人一人僕じゃない 一人一人がそれぞれの『人』
全てが全て善人じゃない 全てが全て悪人じゃない
誰だって『人』 ただそれだけ
クリアソ\ング 月の抱擁
水面の照り返し 暖かい光が心を包む
君に会えた それだけでいい
これだけ広い世界のどこで朽ちても
君に会えたからそれでいい・・・
それだけが僕の「現実」
照り返し 月の光
繰り返し 君の笑顔を
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