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〜 涙酒 (なみだざけ) 〜
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作詞 kasima |
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人は悲しい生き物ですね
ほろ酔い気分に そんな事を思います
あなたを傷つけ あなたに傷つけられ
それでもあなたを 好きでしかいられません
無邪気な子供の 何も知らない頃ならば
あなたを傷つけても 残酷に笑ってられたのに
汚れた大人で わたしがあったなら
顔で泣くだけ泣いて 心で笑ってられたのに
悲しい酒はいつも 涙交じりの色
ただ痛む私の心に 涙酒そそぎます
悲しい酒はいつも 孤独きどりの味
傷つけた愛に私 泣いて詫びてます
酒よ 酒よ 悲しい酒よ
早く私を酔わせておくれ
人は嘘つき道化師ですね
悲しみまぎれに そんなことを思います
窓から見える明かりは きっと幸せの灯火
だけど私とあなたの姿は そこには映りません
いつか別れる 悲しい宿命(さだめ)の人ならば
いっそ冷たく私に 死ねと言って欲しいのに
優しい言葉で 心惑わせるあなた
傷つく事を知りながら 私は堕ちていくのです
悲しい酒はいつも 甘辛く苦い味
その味はどこか私の 生き方に似ています
悲しい酒はいつも 甘く危険な香り
その匂いはどこかあなたの 言葉に似ています
酒よ 酒よ 悲しい酒よ
早く私を壊しておくれ
酒よ 酒よ 悲しい酒よ
早く私を 愛に死なせておくれ
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