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5億回目の呼吸をする時
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作詞 Jon・B |
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当たり前の様に生きている 行くべき場所も分からない僕
たまに疲れて休んだりして その度いつも道に迷って
一つ、溜め息
望んだ事は一つだけ “生き続ける事”それだけなのに
神に縋った僕はいつでも 捧げた分だけ奪い取られて
また一つ、溜め息
君に良い事を教えてあげよう 抗うことの出来ぬ摂理を
5億回目の呼吸をする時、人は自然と死ぬんだそうだ
笑っちゃうよなぁ・・・
*いつかは消えると分かってた それでも僕は灯をつけた
そうして手に入れた命が 今、絶望の色に染まってゆく
僕が歩いてるこの道は ホントは僕のものじゃない
5億回目の呼吸をする時 また誰かに奪われるんだ
意味も無くして生きている こんな僕でも生きてていいの?
“生き続ける事”叶わない今、何を支えに生きろと言うの?
やがて僕は、“4億9999万回と少し”の呼吸を
迎えた
ま わ る ま わ る 思考がまわる
一瞬に託す命 誰かに奪われないように
ま わ る ま わ る 命もやがて
一瞬に消えるなら 誰にも譲りたくはない
だから 僕は 呼吸を 止めたんだ
僕のすぐ後ろで倒れた人 最後の呼吸をしようとしている
僕より、大切な命、なんだろう 僕は僕の残りの呼吸を
全て、吹き込んだ
*いつかは消えると分かってた その時を今迎えようとしてる
いつの間に汚れた命が 今、白い光に変わってく
僕が歩いたこの道を 今全て君にあげるよ
5億回目の呼吸をする時 また誰かに
あげてやってくれよな
本当に 本当に 最後の 願いと共に
本当に 本当に 最後の
呼吸をした
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