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鴉
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作詞 ○o。愛香。o○ |
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君はいつでもこう言った “そんな事はないよ”
僕相手に、君は ふわふわした笑顔だった
暮れてゆく色 置き去りの世界
震えていた小さな手は
一つ一つ欠片を落としては消えてゆく
残したかったものは 思い出ではなく、
嘘さえ愛した君の夢
冷たい空気が震える “大丈夫だよ”
知らない涙も、全て 包んでくれた
過ぎてゆく景色 消えかかる灯
寂れていた大きな瞳は
喜びも恐怖も綻ぶ涙に溶けてゆく
伝えたかったのは さよならではなく、
たまりに溜まった君への愛
凍えていた小さな背は
出逢いも約束も全てを憶えていた
残したかったものは そんなものではなく、
嘘さえ愛した君の夢
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