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海の莫迦
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作詞 茉田 |
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落とせばすぐに割れるから
あたしは吐けない嘘をいつも
マグカップに描いていた
それでも
あなたが疑わなかったことは
最後までわかっていたのに
砂の下に思い出隠したら
冷めずに生き続けてくれるかな
少しずつ波がふたりをさらって
朝には底に沈んでる
無くしたボタンを見つけたら
あたしの崩れる心をそっと
包んでしまっておいて
夏の海に甘えもしなければ
冷めずに生き続けてくれたかな
一度きりの波がわたしをさらって
夜にはあなたが居なかった
せっかくのあなたの熱も 冷たい海じゃ気付かなかった
でも残っていた 最後の赤い痣
砂の下に思い出隠したら
冷めずに生き続けてくれるかな
少しずつ波がふたりをさらって
朝には底に沈んでは
浮かぶのはあたしの愛だけ
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