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りら
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作詞 しろかね |
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貴女がいつも 哀しい瞳で
一人寂しく 奏でたlyra
真紅なバラが 融けたような
グラスに揺れる ロゼが映す
寂しげな顔 それは僕で
頸をなぞって 震える指
わかっているよ 愚かな僕
耳を塞いで 目を閉じた
貴女の哀しみを 消し去るためにと
サヨナラ告げた夏 罪の季節はまだ
彼方の泣き声を 運んでくるけど
涙止める腕は 失くしてしまったから…
蒼い虚空に 吸い込まれる
lyraの音色は 届かなくて
口笛を吹き 思い出して
貴女の影を 追いかけてる
笑ってしまうね 弱い僕さ
不意に涙が 頬を伝う
優しい眼差しで 見詰めるlilasの花
何も言わないけど 僕に問い掛けるよ
他に道はないの? 罪を負ってしまった
愛しているから 貴女に会えないよ…
哀しいメロディを 弾かないように
綺麗な涙を 零さないように
過ちに気付いた 僕はただ願うよ
1度で良い いつか どこかで貴女の
笑顔に出逢う日を…
細かに薫る lilasが笑う
風が擽る 心の瑕
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