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177番
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作詞 たまてばこ |
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今日も176番に自転車とめる
今日も177番に自転車とまってる
小さな折り畳み自転車に ピンクの傘がささってる
一度すれちがっただけの なにも知らない君のすべてが
頭の裏に張り付いたままで
駐輪場の君は
どんな顔で笑うのだろう
どんな声で歌うのだろう
君が僕と同じように 僕のことを考えてくれてたら
きっと泣いちゃうと思うんだ
そんな夢みたいな話 あるはずないけど
僕と君が隣同士になる その確率よりは
きっと高いはずだよね
明日も176番に自転車とめる
明日も177番に自転車はとまってるかな
もう一度会っても 声かける勇気もないくせに
わがままに君をつくりあげる そんな資格
誰も持ってはいないのに
駐輪場の君に
なんだかすごく会いたくて
なんでかすごく会いたくなくて
僕の君への気持ちを 伝えることができたとしても
困らすだけだと思うんだ
押し付けの思いが 実るはずないけど
僕と君が隣同士になった この偶然が
運命に感じてしまう
勇気のない僕の 勝手な思い込みだけは
どうか許して欲しい
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